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江川せせらぎ遊歩道沿いに、6年ぶりに鯉のぼりを掲げた 萩原 勲雄さん 高津区在住 76歳

掲載号:2021年5月7日号

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江川の恵みの中、生きる

 ○…6年ぶりに江川せせらぎ遊歩道に30匹の鯉のぼりを泳がせた。周辺で毎日草花の手入れをしながら、カメラを向ける歩行者や童謡を歌う子どもたちの姿に目を細める。「待ってた。ありがとう」と声を掛けられることが心の満たし。「数はいつもの10分の1だけど、みんな喜んでくれてね。節句の後もしばらくは掲げておくよ」

 ○…実家は高津区の農家。結婚を機に25歳で江川のそばへ引っ越すと、周囲の誘いで町内会活動に精を出すようになった。忘れがたいのは遊歩道が整備された約20年前のこと。行政の管理用だったトイレを散歩中の地域住民が利用できるよう、町内会の仲間と役所へ直談判。最終的に希望が通ると、一人そっとトイレの前に花を植えた。「周りがきれいだったらトイレもきれいに使おうと思うでしょ」。江川を軸にした生活はこの日から。草花の種類を少しずつ増やし、今では地域住民の癒やしの場になっている。

 ○…朝4時の水やりから毎日がスタート。手入れの合間には、妻と関東近辺の花や自然の名所に行くことも。「緑が好きでね。童心にかえって気持ちのままに自然めがけて突き進んでしまうんだ」。長年続ける蛍の飼育も趣味の一つ。「水の調整やエサのやり方で結果が変わる。おもしろいよ」と好奇心をみせる。

 ○…大卒で務めた築地の野菜市場は60代で退職。以来、タクシー運転手として働く。「孫にいつまで働くのかと聞かれるけど、花と蛍の資金を稼がなきゃ。自分のためだよ」とにっこり。これまで、たらい船や田植え体験、竹鉢づくりなども企画してきた。「江川のファンを増やせば、みんながここを大切にしてくれるはずだから」。優しい眼差しで自然あふれる江川を見やった。

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