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公開日:2022.04.08

カドカワドリームズ
新城からダンス日本一へ
恩返しの思い込め

  • 福田市長へDリーグ優勝を誓うメンバー(上)、川崎市出身の二人

 日本発のプロダンス・Dリーグに参加する「カドカワドリームズ」が、都内から新城に拠点を移し活動を本格化させている。ランキングは現在、11チーム中の4位。地域への恩返しの思いを胸に上位4チームが進む6月のチャンピオンシップへの出場を目指す。

 Dリーグは2021年に発足し、年間を通してダンスの日本一を決定するプロダンスリーグ。カドカワドリームズは昨年12月に、活動拠点を東京から新城に移し、Dリーグの舞台と同じ広さ(横12m×縦5m)の練習スタジオ立ち上げた。ディレクターを務める高津区出身の田中啓太さん(43)は「20代前半まで溝口の駅前で踊り、応援してもらった。ダンスのメッカである川崎に拠点を置くことで地域へ恩返しと、子どもたちに本物の技術を伝えたい」と話す。3月30日には福田紀彦市長が練習を見学し、「フロンターレやブレイブサンダースも地域とともに強くなった。ドリームズも地域を巻き込み、ダンスで盛り上げてもらいたい」と激励した。今後は市内小中学校を訪問しダンスの披露や指導も考えているという。

次戦は4月27日

 メンバーは全国から集まった16歳〜25歳の16人。川崎市で生まれ育った萩原大馳さん(17)は「プロのダンサーに憧れて、地元で夢をつかんだ。子どもたちに夢はかなうということを伝えたい」と目を輝かせる。

 1シーズン目を6位で終え、2シーズン目の今季は雪辱を誓う。次回は4月27日にリーグ戦を実施。順位は審査員による採点と一般投票の合計で決まる。Dリーグの専用アプリで視聴や投票が可能。田中さんは「審査結果には一般投票が大きく影響する。地域のみなさんから投票してもらえるようにダンスに磨きをかけたい」と意気込む。

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