中原区 トップニュース社会
公開日:2023.03.17
こすぎコアパーク前
歩行者の動線を検証
官民連携で、仮設通路
武蔵小杉駅・こすぎコアパーク前の市道に横断通路を設置して歩行者の動線を検証する社会実験が3月11日に行われた。主催は、官民連携で構成される武蔵小杉駅エリアプラットフォーム。危険な横断を抑制したい考え。
こすぎコアパーク前の市道は駅から直線的に通り抜ける人が多く、横断防止柵を越える危険な横断が問題視されている。そのため今回の実験では、駅前の歩行者の集中や横断歩道の外を渡る人を防止するため、東急スクエア入口とサードアヴェニューのエスカレーター間のガードレールを一部撤去し、市道に線を引いて一時的な横断通路を設置。誘導員4人を配置し、歩行者の安全確認や通行車両へ一時停止を呼び掛けた。近隣の商業施設をよく利用するという今井南町の池田千枝さんは「いつもは回り道しているので、この場所で道路を渡ることができれば店舗まですぐ行ける」と喜んだ。
周辺道路や施設への影響を調査するため、今回に限り駅周辺に7台のカメラを設置。NTTの協力でAI技術を用いた映像解析を行い、回遊性や安全性、人と車の通行量を計測した。
安全性の確保が課題
この区間にある横断歩道は百メートルほど離れており、歩行者には不便な一方、新たな通路の設置は車両通行の妨げになる懸念もあるという。区の担当者は「横断通路を設けることは歩行者には便利だが、安全性の確保が課題」と話す。今後、実験結果を分析し有効な点が認められれば、区が管轄する警察へ申し出て横断歩道の設置について協議される。
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