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公開日:2023.10.06
JR武蔵小杉駅
混雑緩和へ、新改札口
12月から供用開始
JR横須賀線武蔵小杉駅の新規改札口が12月24日(日)から供用開始となる。川崎市まちづくり局は、名称を「綱島街道改札」に決定したと発表。市が工事を進める新たなアクセスルートも新改札と同時に利用が始まる。
横須賀線ホーム北側(東京方面)に新たに設置される綱島街道改札は、NEC玉川事業場に隣接し、平屋建て鉄骨造で朝夕のラッシュ時も人が行き交いやすい広いコンコースや駅務室を併設。東急線と横須賀線の乗り換えで利用する乗客の混雑緩和と、南武線口(北改札)からの利便性を図る。
JR南武線と横須賀線を合わせた武蔵小杉駅の1日あたりの平均乗降車人数は約20万人(22年度)と市内では川崎駅に次いで多く、今後も駅の混雑が懸念される。JRの担当者は「武蔵小杉駅の主な改札口である北改札と新南改札を使う利用者のうち、2割程度が新規改札を利用することを想定している」と話す。
歩行者道路も開通
また新たなアクセスルートは12月24日(日)午前7時から新改札と同時に供用を開始する。綱島街道改札から東口駅前広場までの全長約130mの歩行者専用道路で、横須賀線と東海道新幹線の下や東京丸子横浜線高架下を通り抜ける。
市とJRは駅周辺や駅構内連絡通路の混雑緩和対策を目的に、2022年6月に協定を締結し工事を進めてきた。通勤に利用する区内の40代男性は「一時減った朝夕の利用者が増えている。ラッシュ時の混雑が解消されてほしい」と話した。
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