中原区 トップニュース文化
公開日:2024.01.05
4人組とけた電球
「川崎を代表するバンドに」
ワンマンで地元愛伝え
川崎に俺たちの銅像を建てたい――。4人組ポップバンド「とけた電球」が、昨年11月に川崎駅西口ライブハウス・スペルノーヴァ(幸区)で行ったワンマンライブのタイトルだ。「いつか川崎といえばとけた電球といわれるようになりたい」と熱い思いを語る。
2012年5月に慶應義塾高校のマンドリンクラブで出会った、川崎出身でボーカル・ギターの岩瀬賢明さん(28)を中心に、ドラムの高城有輝さん(28)、キーボードの境直哉さん(29)の同級生でバンドを結成。19年にベースのよこやまこうだいさん(27)が加入した。
15年にアルバム「最初の恋のように」をリリース。18年に発売した1stEP「STAY REMEMBER」の収録曲「覚えてないや」が話題に。岩瀬さんのどこか切ない歌声と心に響く歌詞が人気を集め「覚えてないや」のミュージックビデオの再生回数が伸び、今では200万回を突破した。動画投稿アプリTikTok(ティックトック)などSNSでも音源が使われ、10代を中心に若い世代に名前が広がっている。21年には、人気漫画「ホリミヤ」の実写版ドラマと劇場版の主題歌も担当。ブレイク間近と期待されるバンドだ。
声と歌詞に共感
結成当初はプロ志向はなく、好きな音楽をコピーしていた。出演したライブハウスのオーナーから「オリジナル曲を作った方がいい」と勧められたのがきっかけで、楽曲を制作するように。高校3年の時に音楽の甲子園と呼ばれる「閃光ライオット」のファイナリストに残ったことが、プロを目指すきっかけになった。
ほぼ全ての楽曲を手掛けているのは岩瀬さん。ストレートに気持ちを表現する恋愛ソングが多い。それが若い世代から「泣ける」「分かる」と共感の声も。「恋愛の曲が多いですが、若者の思いを歌詞にするというよりも、おじさんになっても恥ずかしがらずに歌い続けられるような、普遍的な言葉を意識している」と岩瀬さん。
川崎ごと好きに
普段は東京を中心にライブ活動を行う4人。川崎でのワンマンは初で、地元愛が詰まったタイトルは、ユーモアと本気を交えた彼らなりの所信表明になった。「東京の人は川崎に来ることは少ないと思うけど、わざわざ足を運んでライブに来てくれたことがうれしい」と4人。福岡から訪れたファンは、メンバーから勧められ、ライブ翌日に川崎大師を観光して帰ったという。岩瀬さんは「僕は川崎にいると元気になる。お客さんもその魅力を知り、川崎ごとバンドを好きになってほしい」と思いを語る。
今年の活動予定はまだ決まっていないが、「ヒット曲をつくりたい」と意気込む。「いつか川崎を代表するバンドに」。そんな思いを胸に飛躍の一年を目指す。
ピックアップ
意見広告・議会報告
中原区 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












