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「そのくしゃみと鼻炎、寒暖差アレルギーかも」 すずき耳鼻咽喉科クリニック
「花粉症や鼻炎、ホコリなどのアレルギーではないのに、咳や鼻水、くしゃみの症状が治まらない」という場合は「寒暖差アレルギー」が疑われるという。
井田で耳鼻咽喉科クリニックを構える鈴木敏幸院長は「寒暖差アレルギーは、医学的には『血管運動性鼻炎』と呼ばれているもので、寒暖の差で鼻の奥の毛細血管が詰まり、鼻の粘膜が腫れることで起こる。”花粉症みたいに鼻の調子が悪い”という時は可能性があり、自律神経にも影響を及ぼすことがある。アレルギーや風邪と違い、眼には症状がなく、鼻水が透明なことが特徴。昼と夜の寒暖差がある場合や、冷房による急な温度変化でも注意が必要です」と話す。
対策としては、自分で寒暖差をなくすことが重要だという。「着たり脱いだりできる服装を心がけ、気温や場所によって調整を図ることが大切。症状がひどい場合には、ラジオ波治療でも対応可」と話している。
また、風邪ではないのに「咳が止まらない」場合は、アレルギー性の咳や咳喘息、マイコプラズマの可能性も考えられるという。「咳症状の原因は多数考えられる。風邪の後遺症として長引くこともあるが、原因の把握が大切」とのこと。
インフルエンザ予防接種開始
同院では現在、インフルエンザの予防接種を行っている(予約不要)。子どもは1回2500円(全2回)、13歳以上は1回3500円(全1回)となる。
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11月1日