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中原区 文化

公開日:2026.01.30

文化財を未来へ
日枝神社で消防訓練

  • 本殿横の木を出火点に見立て放水する消防隊と消防団

    本殿横の木を出火点に見立て放水する消防隊と消防団

  • 関係者による搬出訓練

    関係者による搬出訓練

 中原消防署(小川晶署長)は1月22日、「文化財防火デー」に合わせて、市指定文化財がある日枝神社(上丸子山王町)で消防訓練を行った。

 1949年1月26日に、法隆寺(奈良県)金堂壁画が火災によって焼損したことを受けて、現在の文化庁、消防庁が1月26日を「文化財防火デー」に制定。この日に合わせて、文化財を火災等の災害から守るため、毎年、全国で消防訓練が行われている。

 日枝神社で訓練を実施するのは、2年ぶり。今回は、同署指揮隊、第2消防隊、中原消防団団本部、丸子分団、神社関係者17人が参加した。訓練は、火災を想定し、関係者が119番通報を行い、記念物に指定されている古文書に見立てた箱を搬出。水消火器で初期消火訓練の後、消防隊員、消防団員による放水までを行った。

 同署の担当者は「有事の際は的確に行動できるようお願いしたい。各機関が連携し、火災から文化財を守り、未来へつないでいきましょう」と講評を行った。同神社の山本喜道宮司は「普段から防火に努めているが、皆さんの協力によって有事の際の訓練ができたことで被害を最小限にとどめることができる。今後も協力していきたい。そして我々も訓練を通じて対策を練っていきたい」と振り返った。

本殿と古文書

 同神社は、平安時代の初め、809年に丸子庄総鎮守「丸子山王権現」として創建。同神社の文化財は、1740年に建立・正遷宮が行われ、三間社流造の市域における唯一の遺構である「本殿」と、戦国大名で小田原城主・北條氏直が境界を裁定した「虎の印判状」など2点、「徳川氏奉公人(代官頭)連署奉書」が市の重要歴史記念物に指定されている。

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