麻生区版 掲載号:2011年2月11日号
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地域医療レポート【1】 地域に支えられ歩んだ28年 医療法人社団総生会

インタビューに答える安西敞彦常務理事
インタビューに答える安西敞彦常務理事

急性期病院、リハビリ病院、そして有料老人ホームへ

 麻生区ではじめての急性期病院として昭和57年に産声をあげた麻生病院(現麻生総合病院)。開院時は医師4人、看護師など合わせ総勢52人の船出だった。

 当時のことを知るひとり安西敞彦常務理事は、「最初の3年間は救急や急患の受け入れをしながら患者確保に努める日々が続いた。現理事長の菅總充郎がほぼ毎日、日勤・当直を続けた。(病院が)3年もたないという人もいたがあの時の理事長は信念と決意に満ち溢れていた」と当時を振り返る。

 奔走の日々の中で、少しずつ周囲の理解や協力が得られるようになった。総合医療へのニーズの高まりの中、何度も増築を重ね、病床の規模を拡大し、平成8年7月に法人化した。

 医療法の改正に伴い、長期入院がかなわなくなると「手術や急性期の治療を終えた患者さんの”その後”までしっかり診られる新たな病院を」と平成13年にリハビリの専門病院「麻生リハビリ総合病院」を隣地に開院した。「回復までを一貫して診られる環境作りは私たちが最もこだわり、心血を注いだ部分。これには地元の方をはじめ、多くの方にご尽力いただいた。そういう意味でも地域のために恩返しをしたいという気持ちは常に私たちの中にある」。

 ひと月に350件を超える救急患者を受け入れ、回復期患者の70%を社会(在宅)復帰へ導く。現在は両院で一日あたり350人の入院患者と660人の外来患者を診療する地域医療の中核的存在へと成長した(患者数はH22年の平均)。今秋にはこれまで築いた様々なノウハウを活かし、有料老人ホーム運営という新たな取り組みを始動させる。

 急性期病院をもつ医療法人が運営する全国でも稀な介護付有料老人ホームとして注目を集めるこの施設(施設名「総生会ロイヤルホーム」H23年10月1日オープン予定)は、既存の2病院と連携した万全の医療サポート体制が大きな柱となる。オープンに向け準備に奔走する安西常務理事は、「このような機会を作ってくださった地域の方々に感謝し、新たな展開に精一杯の努力をしていきたい。スタッフ一同、”地域と患者さんへの恩返し”という共通のテーマに向かって、日々まい進していけたら」と語る。

 有料老人ホームの問い合わせは【電話】044・981・6878麻生リハビリ総合病院事務局長室へ。
 

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