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アルテリッカ新ゆり美術展2011の実行委員会委員長

佐藤 勝昭さん

王禅寺西在住 69歳

掲載号:2011年2月25日号

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仕掛け人は”右左脳派”

 ○…ゴールデンウィークの新百合を彩る「川崎・しんゆり芸術祭2011」のプレイベントとして今月28日から3月6日まで行われる『アルテリッカ新ゆり美術展2011』の実行委員会委員長を務める。今年の目玉は、劇団民藝の俳優によるギャラリートーク。「人間観察」を極める手段としてデッサンを取り入れる同劇団絵画部との長い親交が生んだかつてない企画。仕掛け人として「これは面白い試み。”俳優は人を観察する仕事”と位置付ける民藝の俳優さんたちの視点はとても興味深い。ひとりでも多くの人に足を運んでいただければ」と意気込む。

 ○…1942年西宮生まれ。小学校3年の頃から絵を描き始め、10歳になる頃、恩師のすすめで油絵を始めた。人やものを観察することに夢中になった少年時代。芸術に理解があった母親に連れられ美術展にもよく訪れた。絵画教室があった阪急デパートから見える大阪の景色を描いた日のことを懐かしく思い出す。

 ○…絵画少年の鋭い観察力はその後の人生を大きく切り開く。進路に選んだのは”科学者”への道。京大卒業後はNHKに就職。大阪放送局、放送技術研究所の勤務を経て、国立学校法人東京農工大学へ。専門分野の応用物理学で教鞭を執り副学長まで勤め上げた。07年からは独立行政法人科学技術振興機構で若い研究者の育成に取り組んでいる。「物をよく観察し、そこから創造するという意味ではサイエンスは絵描きに通じるものがある」

 ○…理系の頭脳と芸術家としての感覚を併せ持つ”右左脳派”。定年を機に地域での活動も増え、充実した日々。パソコンを自在に操れることもあり、自ら携わるイベントのチラシ作りや著書の執筆に励む。作業は毎日深夜2時頃まで続くが、不思議と心は充足感で満たされている。「私に出来ることなら何でもやってお役にたちたい」。尽きることのない想像力と探究心が忙しい毎日を支えている。
 

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