麻生区版

6月、ポーランドの国際映画祭で監督作品が上映される映画監督

千葉茂樹さん

日本映画学校 校長 78歳

掲載号:2011年4月15日号

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マザーの思い現代に

 ○…世界中の貧者を救済し続けた修道女マザー・テレサの思想や活動を追った4本の映画を撮ってきた。09年にはマザー生誕100周年記念として映画「マザー・テレサと生きる」を作った。マザーの精神を受け継ぐ日本人がインド・コルカタにある「死を待つ人の家」や山谷のホスピスで働く姿を描いた同作品は6月、ポーランド・ニエポカラノフ国際映画祭で招待上映される。「彼女の尊い精神を映像化して現代の人々に伝えるのが私の役目。招待されて光栄です」

 ○…19歳で福島から上京。日大芸術学部映画学科を卒業後、集団就職の問題を描いた脚本を執筆し、注目を集めた。大映撮影所から就職の誘いを受けたが、「会社に入ることが作家になることではない」という師の教えに感銘を受け、断った。75年からは映画監督として活動する傍ら日本映画学校(麻生区)で映像づくりの魅力を教えている。「生徒には世の中のためになる映画を作ってほしい」

 ○…マザーとの「出会い」は37年前。海外で見た新聞記事に、「衝撃を受けた。それまで名前も顔も知らなかったが、とにかく会いたいと思った」。紹介状もお金もなかったが、情熱だけを頼りに2年後、インドへ飛んだ。快く会ってくれたマザーは「貧しい人たちは本当に素晴らしい」と説いた。言葉の意味はよくわからなかったが、「力強い言葉や輝く目が印象的だった。昨日のことのように覚えている」。

 ○…ポーランドの国際映画祭の帰りに立ち寄りたい場所がある。イタリア・バチカン共和国だ。「招待作品をカトリックの総本山に持込み上映し、チャリティーイベントを行いたい」。現在、各関係者に交渉している。寄付金は東日本大震災の被災地に送る予定だ。自分ができることを考えたら自然に思いついたという。「一般客はもちろん、バチカン放送の関係者にも見てもらえたら嬉しい」と期待を寄せている。
 

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