神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2011年9月16日 エリアトップへ

市が放射能対策に新部会 線量の測定や風評被害への対応も

公開:2011年9月16日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は今月6日、福島原発の事故による市内の放射性物質の対応について、市独自の対策を講じる「放射性物質対策検討特別部会」を新たに設置した。食品や空間放射線量の調査や監視をはじめ、風評被害への対応を行う。

 市はこれまで東日本大震災の被害に対し、対策本部を設置し、「被災地支援」「災害対策」「社会経済活性」の3つの部会を設けるなどして対応にあたってきた。

 放射性物質対策については、小中学校や公園などの空間放射線量の測定や、食品に含まれる放射性物質量の調査、下水汚泥に含まれる放射性物質の対応を進めてきたが、8月に入り市内公園で放射性物質が検出されたことから、放射性物質の調査や監視を市独自に行っていく新部会の設置に至った。

 同部会は総務局、市民・こども局、環境局、健康福祉局、建設緑政局、消防局、教育委員会事務局、上下水道局などの局長と3副市長からなる。引き続き空間放射線量の監視を行い、落ち葉や下水汚泥などへの対応や、放射能による風評被害にも取り組む。

地域特性いかした機動的な対応を

 市は今後の対応について、国などから示される基準をもとに、専門家からのアドバイスなども参考にしながら、川崎市の地域特性を踏まえた判断を行っていきたいとしている。
 

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook