区役所に秋の香り漂う 玄関前の金木犀が見頃
麻生区役所前広場にあるキンモクセイの木が、橙黄色の小さな花をつけた。周辺には独特の甘い香りが漂い、本格的な秋の到来を感じさせる。
キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑小高木。白い花をつけるギンモクセイの変種とされ、日本へは江戸時代に中国から伝わったと言われている。日本では主に庭木として親しまれているが、原産国中国では「桂花陳酒」と呼ばれる混合酒の材料にも用いられる。
区役所広場にはキンモクセイの香りを楽しむ人や、写真に収める人の姿が見られた。通行人からは「木漏れ日で光る花もきれい」といったコメントが聞かれた。
キンモクセイの見ごろは9月末から10月の半ば頃まで。
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