地域住民のための広報を たま日吉台病院が「企画賞」
日本中の病院広報を評価する「HISフォーラム2011in高崎」がホテルメトロポリタン高崎(群馬県)で開催され、区内王禅寺にあるたま日吉台病院が「病院広報企画賞」を受賞した。
同フォーラムは、京都に本部を置くNPO法人日本HIS研究センターが主催。浸透度の低い「病院の広報」にスポットをあて、積極的に評価していこうと15年前から実施されている。
今回はたま日吉台病院が8月30日に開催した「AED&救急車を体験しよう」の新聞記事が、出張で偶然東京に来ていた主催関係者の目にとまったことから受賞に至ったという。
同イベントでは開院前の同院分院に小学生らを招き、各現場のスタッフによる「職業教室」とAED実習を行った。自分たちの利益ではなく、地域の福祉を追求する姿勢とイベントの独自性が高く評価されたという。
同院の広報担当を務める医療安全管理室看護師長の尾作委砂子さんは「病院は緊張を伴うサービス業。こういったイベントを通して、少しでも病院を身近で、気楽に通える場にできれば」と話した。
同院では今後も定期的に地域住民との交流の場を設ける方針。例年行われている納涼祭と「健康に感謝する日」イベントに加え、区内外の小学校と協力してイベントや教室を行う予定。
■たま日吉台病院
【電話】044(955)8220
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