麻生区
公開日：2012.12.07
「訳あり」多摩川梨をタレに
セレサモスが発売
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「さっぱりとした味わいにこだわりました」と桐生店長
ＪＡセレサ川崎が経営する大型農産物直売所「セレサモス」（黒川１７２）が、傷モノや規格外品など、店頭で販売できない多摩川梨を使った焼肉のタレを発売した。先月16日の発売以来、好調な売れ行きを見せているという。
この商品は、見栄えが悪いからと廃棄される梨や、ひょう被害などで値崩れを起こした梨を活用しようと、同店の桐生栄子店長が企画を行った。地元農家が生産した多摩川梨に加え、最近生産量が増加しているという地場産のニンニクを使い、サッパリとした味わいに仕上げた。野菜サラダや温野菜のドレッシングにも使えるよう、風味豊かでまろやかな味わいを目指したという。
同商品の生産に使用した多摩川梨は約40kg。同店では多摩川梨のブランド力を生かした販売促進を行おうと、試食販売などを行って販売促進に力を入れてきた。
桐生店長は「野菜や果物の販路をどう広げていくかというのは課題の一つ。これからも、地場産の農産物を活用する方法を考えたい」と話している。
焼肉のタレは１本１９０ミリリットル入りで４００円（税込）。１０００本の限定生産で、現在は試験販売中。売れ行きや消費者の反応をみて、翌年以降の本格生産を検討している。
問い合わせはファーマーズマーケットセレサモス（【電話】０４４・９８９・５３１１）まで。
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