力士と一緒に伝統文化を体感 くろかわのぞみ保育園
社会福祉法人春献美会(小山貴好理事長)が運営するはるひ野保育園(麻生区はるひ野2の7の1)・くろかわのぞみ保育園(麻生区はるひ野4の7の1/【電話】044・819・7481)で、園児と力士たちの交流が続いている。
毎年冬に同園を訪れるのは木瀬部屋の力士たちだ。十両の常幸龍を筆頭に、4人の力士が園を訪れ、餅つきや相撲ごっこなどをして園児と楽しい時間を過ごしている。
山本一隆常務理事は「伝統文化に触れ、普段中々触れることができないお相撲さんと楽しい時間を過ごすことは、園児たちにとっても、その親御さんたちにとってもとても楽しい思い出となるのでは」と話す。この日のために約30kgのもち米を蒸し、保育士や職員、理事総出で準備をしているという。「蒸したてのもち米の美味しさや、つきたてのお餅の感触などちょっとしたことにも子どもたちはものすごく感動してくれる。こういう当たり前のことが今、とても大切だと感じる」と理事相談役の橋本周さんは話す。
毎年この日を楽しみにしているという地域住民のひとりは「こういう体験は、今とても貴重だと感じる。協力してくれるお相撲さんとこの園との絆や協力関係がないとなかなか実現できないのでは」と嬉しそうに話していた。
この日はつきたての餅と豚汁が参加者全員に振舞われた。
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