麻生区 スポーツ
公開日:2013.08.09
西田選手が強敵下す
新田会長「これから活躍」
川崎新田ジム(多摩区登戸)に所属する日本ミドル級8位の西田光選手が7月12日、後楽園ホールで行われた71kg契約8回戦で元東洋太平洋2階級制覇王者の飛天かずひこ選手(野口ジム)を3対0の判定で下した。
西田選手は1ラウンドにダウンを奪われ、厳しいスタート。ピンチをしのぐと、ボディを攻めて自分のペースを作り、ポイントを稼いだ。最終ラウンドで攻められる場面もあったが、最後まで粘ってサウスポーの強敵相手に勝利を収めた。
西田選手は「強い左パンチをもらわないように練習を重ねてきたのにダウンしてしまった。結果はよかったが、ダメージを与えるパンチが少なく、反省が残る試合内容だった」と気を引き締めた。
ジムの新田渉世会長は「メンタルの部分で課題があったが、ダウンを奪われても落ち着いて対応し、成長している。勝つことがいい薬になる。ジムとしてもこれからの活躍に期待したい」と称えていた。
西田選手は新潟県出身の25歳。現在は多摩区在住。高校生まで野球を続け、日本体育大学への進学と同時期に川崎新田ジムに入門した。運動量の多さとパンチの手数が特徴。この試合で戦績は15戦8勝(2KO)6敗1分。
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