開館25年 足跡辿る 中村正義の美術館
麻生区細山にある中村正義の美術館(麻生区細山7の2の8)が今秋、開館25周年を迎え、12月1日まで「中村正義 時の移ろい」展を開催している(開館日は金・土・日曜日と祝日)。同展では中村正義さんが描いてきた作品を1940年代、50年代、60年代、70年代と年代を追って、その移り変わりを楽しめる。
1977年に52歳で亡くなるまで、中村正義さんは細山の地で多くの作品を描いてきた。残した作品を展示しようと、長女の倫子さんが自宅だった建物をそのままに個人美術館を始めたのは1988年。倫子さんは「正義が見てきた空や彼の愛した木々に囲まれて、作品を見ていただきたいと思っております」としている。
開館時間は午前11時から午後5時まで。入館料は一般500円、高校・大学400円、小・中学校200円、65歳以上300円。10人以上の団体料金あり。
詳細・問い合わせは同館(【電話】044・953・4936/【FAX】044・953・4966/【URL】http://www.nakamuramasayoshi.com/)まで。
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