北代省三「未知のビジョン／東京の夜」1967年ゼラチン・シルバー・プリント
川崎市岡本太郎美術館で現在、「かたちとシミュレーション北代省三の写真と実験」展が開催されている。期間は来年１月13日まで。
北代省三（１９２１-２００１）は、戦後の前衛芸術運動を通じて岡本太郎とも深い交流があった作家。絵画や舞台美術、映像制作といった幅広い活動を展開し、エンジニアの出自を思わせるメカニカルな作風で大いに注目を集めた。１９５３年に制作軸を写真へと移行してからは、実験的な手法を追及し、商業写真家としても活動した。
午前９時30分から午後５時まで（入館は４時30分）。月曜休館（12月23日は除く）。観覧料は一般９００円、高大学生・65歳以上７００円。中学生以下は無料。問い合わせは同館（【電話】０４４・９００・９８９８）へ。
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