国際ピアノコンクール 加藤大樹さん(昭和音大大学院)が3位に 特別賞も受賞
区内万福寺の昭和音楽大学大学院に通う加藤大樹さん(23)が、11月3日から17日までポーランドで開催された「第9回パデレフスキ国際ピアノコンクール」で3位入賞を果たした。ビドゴシチ市長特別賞(最優秀古典ソナタ賞)も受賞し、世界的に権威のあるコンクールで活躍を見せた。
同コンクールは1961年に第1回が開かれ98年からは3年に一度開催。作曲家、政治家として活躍したポーランド人ピアニスト・パデレフスキを記念する目的で実施されている。今回は、6月から7月にかけてソウルやウィーンなど世界7都市で予備予選にあたるライブオーディションが行われ、加藤さんは東京予選にエントリー。世界中のピアノ奏者の中から予選通過者48人に入った。
コンクールでは2週間で一次、二次、準決勝、決勝が実施され、一次ではソロプログラム、準決勝では弦楽四重奏アンサンブルやソロリサイタル、決勝はオーケストラとの共演があり、加藤さんは審査員からの評価を得て3位となった。
「自分が奏でた音色を審査員の方々から評価して頂き、また、3年に一度の開催ということで多くの方が会場に訪れた中で演奏することができ嬉しかったです」と加藤さんは喜びを話した。
加藤さんは今年浜松で開催された国際コンクールやASEAN国際協奏曲コンクールで1位となっている。
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