区内栗木の桐光学園高校で1日、卒業式が行われ、同校から東北楽天ゴールデンイーグルスにドラフト1位で入団した松井裕樹投手が出席した。同校は松井投手の活躍を讃え、卒業証書とともに初の特別賞を贈った。
卒業式後、行われた記者会見には多くの報道陣が詰めかけた。松井投手は、ともに汗を流した仲間たちやクラスメイトとの別れを惜しみ、「プロの世界で活躍する姿を見せることが恩返しになる」と話した。高校で過ごした日々を「いろいろな人に支えられて、素晴らしい3年間だった」と振り返った。
2012年夏の甲子園で樹立した奪三振記録や、昨年夏の18U野球ワールドカップ準優勝などでの活躍に対し、桐光学園は「在学3カ年を通して学内だけでなく、多くの人々に夢と希望を与えた」とし、同校初となる特別賞授与を決めた。
3月28日に迫った開幕に向け、先発ローテーション入りを目標に掲げる松井投手は「母校として桐光を誇りに思う。OBとして恥じないような成績を残していければ。高校生としては今日でもう終わり。プロの世界では厳しい戦いになると思うが、結果を追い求めていきたい」と意気込みを語った。
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