白山こども文化センターで6月6日、蚕(かいこ)を育てる講座が行われ、地域の児童ら約30人が参加した。
地域環境を活用した自然体験などを子どもたちに提供している「むじなが土曜塾」(平野敦士代表)が主催して実施されている養蚕講座は今年で11回目。この日は蚕のことや育て方などの講座の他、屋外に出て幼虫のエサとなるクワの葉の探し方などが行われた。講座後には希望者に1cmほどの小さな蚕が手渡され、参加者は育て方のコツなどを質問しながら興味深そうに見入っていた。
平野代表は「生き物に直に接してもらい、子どもたちが糞の世話や生育、死まで経験して貰うことが目的。蚕は2週間ほどで繭を作るので、短い期間でこれらが体験できるのが利点です」と話す。7月には、育てた蚕による繭を使った生糸作りが予定されている。
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