川崎市内7区のこども支援室がFacebookとTwitterのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用した子ども・子育ての情報発信を先ごろスタートさせた。今年度、同事業の幹事を務める高津区こども支援室によると、7区の情報を一つにまとめることで様々な効果が期待できるという。
これまで各区の子ども情報の発信手段は、市の広報紙「市政だより」の掲載かチラシが主だった。そんな中、昨年10月から宮前区役所こども支援室がFacebookとTwitterを活用した情報発信をスタート。当時の宮前区こども支援室長で現高津区こども支援室長の青山正彦さんは「子育て世代はスマホやパソコンで情報を入手することが多い。地元だけでなく全国にも情報発信できるSNSの利便性、速報性を使わない手はない」と語る。
今年度は宮前区での事業をベースに7区こども支援室の統一ページを企画、ページを開設した。それぞれの区のこども支援室が子ども・子育てに関するイベント情報などを投稿している。
7区のサービスを一つのページで配信することで、区境に住む市民が参加しやすいイベント情報を得たり、市内の様々な子ども情報を入手することができる。
また青山さんは「7区統一にすることで他区のイベントなども一緒に紹介される。他区と比較されることになるので職員の刺激にもなる。競争意識でより良い子育て環境が整備できれば」と話す。
それぞれのアドレスはFacebook(https://www.facebook.com/kawasaki.kodomosien)、Twitter(@kawasaki_kodomo)。市HP(http://www.city.kawasaki.jp/takatsu/page/0000068973.html)にリンクが貼られている。
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