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麻生区版 公開:2016年10月7日 エリアトップへ

初の書籍を、装丁からイラストなど全て一人で作り上げた ジャック・ブルータス・ペニーさん 細山在住 30歳

公開:2016年10月7日

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「新ゆりを創造的な場所に」

 ○…初の書籍「from the Riddle Me Collection」をシリーズ第1弾として先ごろ発表した。英語のなぞなぞ(=Riddle)200編以上を考え、挿絵のグラフィックアートから装丁デザインなど全てを一人で作り上げた。「まずは出版社の立ち上げから自分で行いました。初の作品ですが出来上がって嬉しいという気持ちよりも次へのモチベーションになりました」。次作は来年、英文に和訳も盛り込んで、日本人でも楽しめる短編小説を発表しようと既に構想を練っている。

 〇…英国ロンドン生まれ。学生時代には道場で剣道や居合道を習い、大学に入学すると日本文化を学んだ。「ポケモンのアニメなど小さい頃から日本に興味があって、とにかく日本で暮らしてみたいと思ってやって来ました」。大学卒業後、就職先や住まいなど何もない状態で来日し、新百合ヶ丘で英語学校の講師となった。「ロンドンっ子だけど東京は少し騒々しいね。新百合ヶ丘は便利で綺麗だし、バランスが素晴らしい」。地域の盆踊りに毎年参加するなど、麻生区での暮らしは8年目を迎えた。

 〇…現在は区内で英会話教室などを運営する「ELE HOUSE」での外国人講師コンサルタントを務める。英語学校でのコネクションを生かし、地域と外国人を繋げる調整役のほか、来日してから独学で学んだという緻密で繊細ななグラフィックアート作品を発表するイラストレーターとしても活動している。

 〇…次の書籍作りに加え、陶器に自身のイラストを書き込んだ作品作りなど、作家とのコラボレーションも進行中だという。将来の夢はギャラリーとカフェに加え、アーティストと地域など様々な人材を繋げる事業の拠点を作ること。「ローカルなアーティストや地域で暮らす外国人などが繋がって、新百合ヶ丘がもっと創造的で魅力的なエリアになっていけば素晴らしいと思います」。

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