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麻生区版 公開:2017年7月14日 エリアトップへ

今月1日、2017-2018年度川崎麻生ロータリークラブ会長に就任した 森 茂則さん 百合ヶ丘カントリー倶楽部 代表取締役 59歳

公開:2017年7月14日

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互いに尊重しクラブ増強へ

 ○…「一人ひとり考え方は違ってもいい、自分の生きがいを見つけられれば」。2003年に川崎麻生ロータリークラブに入会以来、新百合ヶ丘周辺の清掃活動に取り組んできたが、昨年万福寺檜山公園で清掃をしていたところ、遊んでいた保育園児から「ごみ拾い、ありがとう」と言われ、「感動した。ボランティアをやっていてよかった」と心の底から思ったという。自分の生きがいを見つけ、「特にこの公園は茂みの中まで入って、ガサガサとゴミを拾っています」と微笑む。

 ○…区内王禅寺で生まれ育ち、柿生中時代は柔道の市大会で何度も優勝した。その体格をいかし、高校、大学とゴルフを続け、大学卒業後も、日中は百合ヶ丘カントリー倶楽部で経理を務めながら、夜はゴルフの練習という生活を3年間続けた。26歳の時、「日本代表になろう」と思い、最終テストに合格し、プロゴルファーに。努力を重ね、35歳の時初優勝を果たした。「パットを入れた瞬間、頭の中が真っ白になった」と当時を振り返る。今でいうナショナルチームのメンバーでもあり、国際大会にも出場した。

 ○…40歳でプロを引退してからは、百合ヶ丘カントリー倶楽部の経営者として、プロゴルファーの経験をふんだんにいかしながら、趣向を凝らした倶楽部づくりに奔走した。半日楽しめる練習場をめざし、他のクラブの現場のニーズやバランスを見てまわり、「汗をかいて、お客さんのニーズに応えていく」と、手作りのバンカーやグリーンを手掛けた。

 ○…麻生ロータリークラブの会員を現在の31人から35〜40人への増強をめざす。そのためには「若い人たちにもどんどん入ってもらいたい。若い人も含め、互いを尊重することが大切」と話す。世代を越え、スマホ研究会や例会で体操などを取り入れることも考える。年齢などによる隔たりを緩和し、クラブの基礎を強化していく。

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