神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2017年8月18日 エリアトップへ

木下グループ 川崎に卓球 新拠点 水谷、張本らトップ選手集う

スポーツ

公開:2017年8月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
卓球部メンバー(右・張本選手、中央・水谷選手)
卓球部メンバー(右・張本選手、中央・水谷選手)

 住宅や介護事業などを展開する企業を傘下に持つ木下グループ(本社・東京都新宿区、木下直哉CEO)がこのほど卓球部を創設し、川崎市内に専用の練習場を新設。リオ五輪個人銅メダルの水谷隼選手(28)ら、所属するトップ選手の国内練習拠点が川崎に誕生した。

 木下グループは東京五輪を見据え、競技普及をめざし今年3月に水谷選手と所属契約を締結。その後も17年ワールドツアー中国オープンで個人3位、ダブルス準優勝の活躍を見せた張本智和(14)、17年アジア選手権個人優勝の平野美宇(17)ら複数の若手選手と所属、スポンサー契約を結び、今回の創部に至った。

 拠点となる練習場は首都圏の立地を検討し、川崎区にあった「木下の介護」の介護施設を選定。建物を一部改修して完成した練習場は総面積約950平方メートル、施設内には卓球場の他、酸素カプセルを備えたトレーニングルームやマッサージルームなども揃う。

 卓球場には水谷選手の意向を反映し、オリンピックや世界選手権などで使用されている卓球台が4種用意され、フロアマットも国際試合で使用されているものを採用。7月末に公開された練習場で行われた会見に出席した水谷選手は「世界で優勝するための練習環境を考えてアドバイスさせてもらった。世界を見ても4種の卓球台がコート一つ一つフェンスで仕切られている練習場は世界で初めてだと思う。今後はこの練習場が日本の活動拠点となる」と話した。

今後も卓球競技を支援

 今後は地域貢献イベントなどの取り組みも検討しているという同グループ。関係者は「卓球競技の普及とレベルアップに寄与することで感動を与えていきたい。この施設で練習を重ねた選手が東京五輪などで日本に多くのメダルをもたらしてくれるよう支援を続けていきたい」と話している。

国際大会基準を満たす照度も確保した練習場
国際大会基準を満たす照度も確保した練習場

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook