神奈川県が福祉職の魅力再認識などを目的に心温まるエピソードを募集する「かながわ感動介護大賞」の受賞作がこのほど発表され、上麻生にある柿生アルナ園に勤務する田崎京子(57)が優秀賞を獲得した。
同園に27年間、管理栄養士として勤務する田崎さんが今回応募した「たくさんの目に見えないプレゼントをいただいて」は、入所している高齢者や職場の仲間から貰った励ましの言葉などに対する感謝の思いを綴った作文。田崎さんは「アルナ園を知らない方々にも福祉の仕事のやりがいなどを知って貰いたかった。既定の文字数で27年間の思いを伝えるのは大変でした」と笑う。同園の鈴木聡園長も「アルナ園は食支援活動、地域防災訓練や移送サービス等の地域貢献活動に取り組んでいます。そういった点も含め、積極的に取り組んでいる田崎さんの作品が評価を得られたのは嬉しい」と話す。「職員誰もが抱いている思いをたまたま私が文にしてみただけ。今回の受賞でアルナ園や福祉への興味を少しでも持って頂けたら嬉しい」と田崎さん。
大晦日にTV放送も
大晦日にはテレビ神奈川で田崎さんら介護大賞受賞者を取材した特別番組も予定(午後5時から30分間)。
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