地元を拠点に活動する弦楽合奏団「しんゆりストリングオーケストラ」が設立10周年を迎えた。
同オーケストラは新百合ヶ丘でバイオリン教室を開いていた大藤康祐さんが生徒らと08年に設立。「教室でアンサンブルをやっていて、他の弦楽器も取り入れた演奏を」(大藤さん)とインターネットやチラシで呼びかけ、大学生から70代のメンバーが加わり、20人ほどで活動を開始した。
当初から発表会を目指して練習を重ねるスタイルではなく、季節に1、2曲をマスターしながら弦楽器を通じて音楽を学ぶ集まりとして活動を継続してきた。
これまで年に数回、地域の病院や老人施設で訪問演奏会を行ってきた中でレパートリーも増加。3月25日には10周年を記念した初の主催演奏会を市アートセンターで開催する(チケットは完売)。大藤さんは「介護や転居などで団員も替わったりするが、聴いて下さる方がいることで普段と違う喜びも得られるので、これからも訪問演奏を続けていきたい」と話す。同オーケストラでは団員募集も行われている。詳細はHP(https://shinyuristring.jimdo.com/)で確認を。
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