7月 July あさおマンスリー 麻生区長 多田貴栄
今月は、風水害、特に土砂災害への備えについてお話しします。
麻生区は、もともと丘を切り開いた街のため、がけ地が多く分布し、「土砂災害警戒区域」は306か所あるなど、がけ崩れの危険が高い地域です。
そのため、大雨が降り、避難に関する情報が市から発せられたときに、土砂災害警戒区域の中にいる場合、身を守るための適切な避難行動をとることが重要です。
例として、近隣の避難所や高台、土砂災害警戒区域外の知人の家に移動する(水平避難)、近くの頑丈な建物の2階以上や、高い建物のなるべく上階に移動する(垂直避難)。また、状況により屋外への避難がかえって危険な場合には、がけとは反対側のなるべく高い部屋への移動(屋内避難)を行ってください。
なお、災害時の避難行動や情報の入手方法等については、市政だより7月号に特集していますので、是非ご覧ください。
また、ご近所に高齢の方や介護を必要とされる方がお住まいの場合には、できれば様子を確認して、状況にあった避難行動を促して頂ければと思います。
緊急の時ほど、ご近所の方との助け合いが大変重要になります。災害に備えるとともに、普段から「顔の見える関係づくり」をお願いいたします。
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