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麻生区 社会

公開日:2018.10.12

認知症理解目指し駆ける
区独自の応援企画も

  • スタート直後のランナー

 認知症啓発のランイベント「RUN TOMO(ラントモ)」が9月29日に麻生区内で行われ、新百合ヶ丘駅周辺では応援イベントも同時開催された。

 これは、認知症の人や家族、支援者、地域住民がリレーで襷をつなぎ全国を縦断するというもの。当日は麻生区役所に事前登録したランナー120人が集合。多田貴栄区長の号令で一斉にスタートし、沿道の声援を受けながら世田谷町田線で溝の口までの道のりを駆け抜けた。認知症を抱える岩崎八重子さん(86)は介助を受けながらコース中約100mを歩行。娘の紀美子さん(51)は「みんなの応援が刺激になって母が楽しそうに笑っていた」とコメントした。

 当日は麻生認知症ケア推進会議の主催で、認知症の経験や情報を交換し合うカフェ=写真=や区内の高齢者施設のPR、バンド演奏などを応援イベントとして実施。担当者は「RUN TOMOを知ってもらい、認知症になっても住みよいまちになれば」と話していた。

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