2月21日、22日に開催される「ゆりバル」実行委員長の 飛永 かの子さん 百合丘在住 49歳
○…今月21日、22日に百合丘で初開催されるはしご酒イベント「ゆりバル」の実行委員長を務める。まちの活性化と日本ワインを広める目的で、イベント当日まで奔走する日々だ。自ら百合丘ではしご酒を繰り返し、参加店舗と交渉した。「12店舗集めるのは大変だった。でも『自分も参加したい!』と思うイベント。まずは1回目を成功させたい」とにこやかに話す。
○…熊本県出身。お酒は身近な存在で、飲むことはずっと大好きだった。30歳の頃、ワインを勉強するセミナーに参加。知れば知るほどワインの世界が楽しくなり、シニアワインエキスパートや、ワインに合わせるチーズについてもプロフェッショナルの資格を取得した。ワインを通じて活動や交友関係も広がり「ワインで人ってつながれると思った」。2年前には百合丘に酒屋をオープン。「ビールは人それぞれのレシピで無限の可能性を秘めている」と気づきクラフトビール「リリィブラウンエール」などを完成。自身の店で販売している。
○…旅行が好きで、旅先でもその土地のお酒を楽しむことを忘れない。8年前に夫の転勤に合わせて百合丘に移住。まちの印象は「静かでいいまちだなと思う。でも静かすぎる」。だからこそ、イベントで活性化を図りたい。企画立案やチラシ制作には百合丘で知り合った人たちにも助けてもらったといい、「ゆかりのない土地だったけれど、いろいろな人と縁ができた。百合丘に来てもらう機会にもなれば」。
○…毎年違うことにチャレンジしているという昨今。今年の挑戦は「ゆりバル」だ。今後は「夏にはクラフトビールではしご酒をやりたい」。好奇心が止まることはなく「やってみないと分からないことばかり。できる小さなことをやってみようと思う」と前向きに語る。
お酒でまちと人をつなぐ
|
|
|
|
|
|