ホワイトファミリーつつみ先生の 歯ウ・トゥ・ケア How To Care vol.11食後3分のフロスが身体を健康にします
先ごろ発表された小分子治療の研究で、慢性歯周病炎の主要な病原体「ジンジパイン」が認知症患者の脳に見受けられるといった内容がありました。私たち歯科医の中では15年以上前から知られていたことですが、先端医療の分野でも研究や裏付けが進んできたことが伺えます。
口腔内の歯周病菌は歯茎から身体に侵入することでさまざまな健康被害を引き起こします。糖尿病や脳血管障害、動脈硬化などから、認知症まで…、体内での暗躍は大変なものです。
私たち予防ケアを考える歯科医が重要視するのが歯周病菌を無駄に増やさない(悪さをさせない)こと。ホワイトファミリーで伝えているのが『予防的タイミングケア』の徹底です。これは菌が増殖する前、食後3分のフロス(糸ようじ)ケアであり、歯ブラシや歯間ブラシよりも優先します。寝る前のブラッシングはあくまで除去ケアであって、これは増えたものを取り除く手段となり、このタイミングでは遅いのです。
『口の中の適切なケアによって健康を永く維持することができる』。私たちはこの考えを広く定着させていきたいと考えています。
GO!GO!!フロンターレ3月29日 |
GO!GO!!フロンターレ3月22日 |
GO!GO!!フロンターレ3月15日 |
|
GO!GO!!フロンターレ3月8日 |
GO!GO!!フロンターレ3月1日 |