今月20日に開幕する芸術祭「アルテリッカしんゆり」を支えるボランティアが、先月末に昭和音楽大学北校舎で行われたキックオフイベントに集合した。
オペラにクラシック、演劇、落語など新百合ヶ丘駅周辺で舞台芸術が楽しめる同祭。チケットもぎりや会場案内といった運営のほか、街頭広報、会場設営などがボランティアによって行われている。初年度のボランティア登録者数は8人だったが、年々登録数は増加。今年は200人以上になり初参加者も33人いるという。
キックオフイベントには約100人が出席。そろいの緑色のTシャツを着て写真撮影し、今年も同祭を盛り上げていくことを誓った。
友人の誘いをきっかけにボランティアに参加し、今年で5年目となる林知子さん(51)=多摩区在住=は「活動を通して全然違う年齢の人と交流できて自分の世界が広がった」とやりがいを語る。今年は「お客さんにも楽しんでもらえるよう、ボランティア同士も楽しくやっていきたい」と意気込む。今回初めて参加する麻生区在住の女性(61)は「これまではアルテリッカのコンサートに訪れていたが、裏方をやってみようと思い登録した。学ぶことが多いと思うので楽しみ」と笑顔で話していた。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|