児童養護施設の白山愛児園で7月12日、ホテル運営会社ヒルトンの社員らが遊具を設置するボランティア活動を行った。
世界113カ国でホテルを展開している同社は、毎年ボランティア週間を設定。ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区リージョナルオフィス(東京都)では、被災地や児童養護施設に遊具を設置する活動を行うNPO法人プレイグラウンド・オブ・ホープと共同で、2014年から社員がボランティア活動を全国で行っている。
同社の遊具設置ボランティアは今回で21回目。当日は同社社員とNPOメンバー、投資ファンド運用会社のブラックストーン・グループ・ジャパンの社員、約80人が参加。遊具のなかった園庭に、複合遊具やベンチ、サッカーゴールなどを朝から1日かけて製作し設置した。完成後、園児はできたばかりの遊具にさっそく駆け寄り、笑顔で遊んでいた。同オフィスのティモシー・ソーパー運営最高責任者は「十分な心の大人に成長するためにも子どもたちにはいっぱい遊んでほしい。作ったものが目に見える作業は社員のチームビルディングにもつながっている」とコメント。同園の霜倉博文施設長は「園の子どもが学校の友達を連れて遊んで、楽しんでもらえれば。ゆくゆくは地域にも還元したい」と話していた。
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