琴平神社(王禅寺東/志村幸男宮司)で3月7日、『人形浄火和め祭』が執り行われた。
長年大切にしてきた人形や成長を見守ってくれたひな人形、五月人形など古くなった人形を供養する祭儀。「今年で約20回目になりました。お役目を終えたお人形の御霊を慰め、天空へと帰っていただきました。感謝の気持ちを持って送りたいと思います」と志村宮司。祭壇に並べられた人形は神聖な火で撫でられ清められるという。
毎年人形は増え、今年は5千体ほどが納められた。参列した70代の女性は「娘のお雛様をお願いしました。家族の思い出がいっぱい詰まっていて、娘が小さかった当時のことを思い出しました。お人形に『本当にありがとう』と伝えたい」と話していた。
人形浄火和め祭は毎年3月7日に行われ、同神社では1年と通じて人形を受け付けている。
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