麻生区版 掲載号:2020年3月13日号 エリアトップへ

第23回「岡本太郎現代芸術賞展」で入選した 丸山 喬平さん 王禅寺西在住 32歳

掲載号:2020年3月13日号

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良い響き方する作品を

 ○…岡本太郎の遺志を継ぐ現代芸術賞に、2回目の応募で入選を果たした。受賞作「幸(さち)について」は、青木繁の絵画「海の幸」を基に木材や断熱材で仕上げた立体作品だ。数年前から群像をモチーフに制作し、今回は進み続けるイメージを表現。作品から「人が日々得ているものや形作っているものに対し意識を持つことにつながれば。『モヤモヤする』でも、何か感じてほしい」と低く落ち着いた声で話す。

 ○…彫刻家の父親のアトリエが好きで「描いたりつくったりすることが好きだった」幼少期。真福寺小、白山中と通い、麻生高校で美術部に入部。高2の頃、油絵作品がコンクールで入賞し、美術の道に進むことに段々と気持ちが傾いていった。東京藝術大学に入学し、そこから人間の像を作ることにのめり込む。「生命感や存在感といった目の前にあるものへ興味が尽きないんでしょうね」。個性豊かなな人々との出会いにも刺激を受けた。現在は短期大学で学生に教えながら創作活動を行っている。

 ○…昨年11月に入選の連絡を受けたときは、まだ構想段階。「展示までに作品づくりが間に合うか不安だった」と裏話も。受賞作が展示されている岡本太郎美術館(多摩区)は何回も訪れている場所。「こんな大きなところで展示できて恐縮というか、光栄」としみじみと語る。

 ○…受賞作には元々の絵画にない花がサメに添えられている。青木繁の最期に触れ「人の中で生きていたら勝手にひとりで死ぬことはないと思う。自信を持つことや人への感謝というイメージがどうしても消えなかった」。今後は「僕にできるのは色や形でイメージをつくること。自分を含め、いろいろな人に良い響き方をするものを作り続けていきたい」。

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