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麻生区版 公開:2020年3月13日 エリアトップへ

TARO賞 「ラブレター」大賞に 区内在住の丸山さん入選

文化

公開:2020年3月13日

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大賞に輝いた野々上さんと作品「ラブレター」
大賞に輝いた野々上さんと作品「ラブレター」

 川崎市岡本太郎美術館(北條秀衛館長)などが主催する「岡本太郎現代芸術賞」(TARO賞)の受賞者が2月13日に同館(多摩区)で発表され、大賞の岡本太郎賞に野々上聡人(あきひと)さん(35)=千葉県出身=が選ばれた。

 作品は約5メートル四方の空間に、杉や檜を使った創作物に油彩画、画面に映し出される動画を組み合わせた。応募は落選した昨年に続き2回目。これまで独学で絵画や木彫り、アニメーション制作を手がけてきた野々上さんは「狙いも思惑も超越する人生へのラブレター、生きた心地の追求」と表現。「居心地の悪さを感じている、絵を描くことが好きな全国の人たちの活力になれば」と思いを語った。

 大賞に次ぐ岡本敏子賞には根本裕子さん(35)=福島県出身=の「野良犬」が選出。「人間に近くて影響を受けている『犬』に的を絞った」と根本さん。陶土を素材に、表情やポーズが異なる17頭を創作した。

 岡本太郎の遺志を継ぐ次代の作家に焦点を当てるTARO賞は、今年で23回目。今回は452点の応募作品のうち23組が入選し、特別賞は例年より多い5人が選ばれた。

 王禅寺西在住の丸山喬平さん(32)=人物風土記で紹介=の「幸について」も入選。単管や木材、断熱材を組み合わせた立体作品で、「狩りの絵を基に、人の形が歩き進み続けるイメージ」を表したと丸山さん。「大きな空間でないとできない作品をやってよかった」と話している。

 入選作品は4月12日(日)まで同館で展示中。詳細は同館ウェブサイト。

丸山さんと作品「幸について」
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