麻生区版 掲載号:2020年4月3日号 エリアトップへ

和光大学教授 初の単著で大臣新人賞 越中おわら風の盆を描く

教育

掲載号:2020年4月3日号

  • LINE
  • hatena
表彰状を手にする長尾教授=研究室
表彰状を手にする長尾教授=研究室

 第70回芸術選奨文部科学大臣賞および新人賞が3月、発表され、評論等部門で和光大学表現学部総合文化学科の長尾洋子教授が「越中おわら風の盆の空間誌〈うたの町〉からみた近代」(2019年8月刊行)で新人賞を受賞。初めて自分ひとりで書いた同書での受賞に「意外だなぁと思いました」との感想を述べた。

 同書は「文化地理学の方法から緻密な現地調査と社会文化史的な考察とを創造的に組み合わせ、近代日本の社会変遷の中での空間誌という未踏の分野を切り開いた」との高い評価を受けた。

 同賞は文化庁が1950年から毎年、芸術各分野において優れた業績を挙げた人や新生面を開いた人に対し贈られる。

16年の研究成果

 長尾教授の「越中おわら」の研究は16年におよび、長年の研究成果が同書に記されている。基本的には学術書なので読者は限られてしまうが、章ごとに研究アプローチが異なるため、学術的な分析を述べた部分もあれば、踊りや歌詞の歴史を追った内容もあり「越中おわらに興味ある人なら十分に楽しめます。文化を作り上げた本ととらえて欲しい」とコメント。

 今年度は文部科学大臣賞19人、文部科学大臣新人賞11人が選ばれた。文科大臣賞には俳優の内野聖陽さん(演劇部門)、声楽家の加納悦子さん(音楽部門)などの名が挙がり、新人賞には長尾教授をはじめ史上初めて芥川賞、直木賞、三島賞、山本賞全ての候補作に挙がった小説家の宮内悠介さん(文学部門)も受賞した。

麻生区版のトップニュース最新6

手づくりキャラ巡回中

ケアマネら有志

手づくりキャラ巡回中 社会

保育士が制作 施設に展示

5月29日号

事業者支援で10万円

川崎市

事業者支援で10万円 経済

「6月支給」もにじむ不安

5月29日号

オンラインで授業試行

麻生中特別支援級

オンラインで授業試行 教育

【Web限定記事】 新たな可能性広がる

5月22日号

オンラインでイベント開催

【Web限定記事】

オンラインでイベント開催 社会

ベジフェス 地元野菜販売、ワークショップなど

5月22日号

休校延長、学習に格差

川崎市立校

休校延長、学習に格差 教育

代替案急務も現場頼み

5月15日号

3カ所にPCR検査場

川崎市

3カ所にPCR検査場 社会

市医師会運営 態勢充実へ

5月15日号

あっとほーむデスク

  • 5月15日0:00更新

  • 5月1日0:00更新

  • 3月6日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年5月29日号

お問い合わせ

外部リンク