新型コロナ感染防止のためサービスを縮小していた市立麻生図書館で、6月10日から本棚エリアへの立ち入りすることができ棚から選書できるサービスが再開した。
「この日を待ってたよ」と10日の開館前には30人ほどの来館者が並んだ。臨時休館が再開したのは緊急事態宣言解除後の5月27日。5月末まではすでに予約してあった資料の貸出が行われ、6月1日からは新たな予約を受け付けた。
そして10日、本棚スペースへの立ち入りが許可され、来館者たちは自由に本棚を巡り、目当ての本を探していた。2人の子どもを連れた女性は「表紙や題名を見て予約しても、思っていた絵本と違うこともあって、手に取りながら探せるのはうれしいです。子どもたちも喜んでいます」と笑顔で話していた。
再開初日の5月27日は681冊の図書が貸し出され、10日には1日で3098冊と通常の約2倍の本が貸し出され、市民の図書館再開を待ち焦がれた様子がうかがえた。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|