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麻生区版 公開:2020年6月19日 エリアトップへ

町内会・自治会主催 夏祭り中止相次ぐ 会議できず準備進まず

社会

公開:2020年6月19日

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花火も上がり多くの人が楽しみにしていた夏祭り
花火も上がり多くの人が楽しみにしていた夏祭り

 町内会・自治会が主催する夏祭りの多くが中止または中止の予定となっている。麻生区地域振興課が把握する16地域の夏祭りが中止となり、6月16日現在で開催予定の夏祭りは確認できていないという。

 各地域で、子どもから大人まで多くの人が集まりにぎわう夏祭り。今年は新型コロナウイルス感染症のため、開催を見送る町内会が多く、実施を予定している町内会を、麻生区も確認できていない状況となっている。

 地域振興課によると把握している夏祭りは20カ所で、16地域がすでに中止を決定または中止の予定としているという。残り4地区も確認中だが、開催は見送るのではとみている。

 最大の要因は新型コロナウイルス感染症。町内会の多くは新年度が始まった4月以降の会議や年に一度の総会など開催できていない状態で準備する時間もなく、また多くの人が集まることから感染拡大予防の対策がとれないという。「決算や予算なども書面にして、役員間でまわし、確認をとってもらっている。集まれないし、ほかにやりようがない」と下麻生自治会の井上聰一会長は話す。

 同自治会では、6月に入り役員会を開催したが、各部会は開けていない。井上会長は「イベントもそうだが、交通安全や防災・防犯などといった活動の準備どころか、顔合わせもできていない」と困惑した様子た。

 自治会によっては集会所の使用ルールを見直し、定員の削減、マスク使用・換気の徹底などをすることによって集会できる環境を作るように努めている。「敬老のつどいなど秋以降のイベントは、これまで行ってきた形を変えてでも工夫をして実施できれば。ただし皆さんの意見をまとめるのは難しい」と話す。

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