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麻生区 人物風土記

公開日:2020.07.31

2020年4月から麻生区子ども会連合会会長を務める
本田 知生(ともお)さん
黒川在住 49歳

人の輪を子どもたちに

 ○…「まだまだ勉強、経験してから縁があれば就任するつもり」だった。4月に区子連の会長に就任したが、イベント、会合はすべて中止や延期。今年度は、「子ども会を知ってもらう年」と位置づけ、広報活動に力を入れる。「存在を知ってもらえれば、もっと多くの人に参加してもらえる」と意気込む。「地域の子ども会を支援するのが仕事。役立つ情報を集め、発信していきたい」

 ○…宮崎県出身。中学、高校は軟式テニスに夢中になった。地元で公務員になろうかなと考えていた時、知り合いから「東京に行くか。紹介してあげるよ」と言われ、二つ返事。「どんな会社かよくわかってなかったけど、とにかく東京に行こうって思ってね」と笑う。システムエンジニアとして入社した。「同期は大卒ばかりでね。研修の3カ月間、今までで一番勉強したよ」

 ○…地元と関わりを持ち始めたのは息子の子ども会活動から。その時の先輩たちの元気さに圧倒される。「『こんなに動くのか』ってくらい、いろいろなことをしていたね。おれも負けられないと思って」と地元活動に取り組み始めた。その後、町内会や地元の青壮年部などにも参加し、「多くの人と知り合えるのは本当に楽しい」とニッコリ。

 ○…「休日を久しぶりに自宅で過ごしたよ」。地元活動のほかに黒川太鼓連、黒川竹行燈の会にも参加し、週末はイベントや会合など忙しく過ごしてきた。人から人へとつながり、大きな輪になってきた。「地方から出てきて、こんなに受け入れてくれて本当にありがたいこと。こういう地元を子どもたちに残してあげたい」と、子どもたちと一緒に楽しみながら町に役立つことができればと活動を続ける。

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