麻生区 トップニュース社会
公開日:2020.08.21
土砂災害特別警戒区域
レッド指定公表へ
県調査、開発などに規制
神奈川県による麻生区を対象にした「土砂災害特別警戒区域」の調査がこのほど、完了した。この調査は土砂災害から住民の生命を守るため、がけ崩れなどの恐れがある区域を明らかにし、危険の周知、警戒避難体制の整備などを目的に行われている。結果は8月下旬に公表される。
この調査は土砂災害防止法に基づき、2018年から行われたもの。
土砂災害による危害が生じるおそれのある区域を土砂災害警戒区域(イエローゾーン)とする指定はすでに行われていて、麻生区内では306カ所が該当する。今回調査した「土砂災害特別警戒区域」(レッドゾーン)は、イエローゾーン内で、地形状況、土地利用状況などを調べ、土砂災害により著しい危害が生じるおそれのある区域を指す。
麻生区内のレッドゾーンは、イエローゾーン306カ所のうち、約8割が指定される模様。今回の指定は案の段階で、今後は個別説明などで住民からの質問、意見を聞き、来年1月ごろに区域指定として公示される。
レッドゾーンに指定されると、開発行為の許可や建設物に対する規制が発生し、そのほか土砂災害時に住民らに著しい危害が生ずるおそれがあるときは、建物所有者に移転勧告が図られる。
市は公示後のデータを土砂災害ハザードマップに反映し、レッドゾーンを追記するという。
区域指定図案は8月28日に公表される予定。県ホームページで公開するほか、県庁(砂防海岸課)や県横浜川崎治水事務所治水センター、川崎市役所(宅地企画指導課)、麻生区役所(危機管理担当)で閲覧可能。個別説明会は9月23日(水)、25日(金)に麻生区役所で開催する。
ピックアップ
意見広告・議会報告
麻生区 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











