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麻生区版 公開:2020年11月27日 エリアトップへ

区内に出現「白い」カラス 飼われていた鳥逃げたか

社会

公開:2020年11月27日

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胸元の白い「カッコー」(20日撮影)右手前の入れ物は長辺約15センチ
胸元の白い「カッコー」(20日撮影)右手前の入れ物は長辺約15センチ

 「胸元が白いカラス」が麻生区内の複数地域で目撃されている。東百合丘の関口達雄さん(78)の持ち家ほか、2月にも高石で目撃情報が寄せられている。一体どんな種類の鳥なのか、その謎に迫った。

 「白いカラス」が関口さん宅に現れたのは今年6月下旬。体長は真っ黒なカラスと同じほどだ。関口さんによるとこの鳥は1日3回、午前6時頃と、午後2時から3時の間、日が暮れる前後にやってくるという。今月20日の午後3時頃、実際に関口さん宅で待っていると、くちばしから足まで黒く、首下と胸元が白い鳥が空から降りてきた。

 何の鳥なのか、川崎市夢見ヶ崎動物公園(幸区)に写真を見せて尋ねてみた。同園担当者は「飼育実績がないため断定はできないが、おそらく飼われていた『ムナジロガラス』が逃げ出したのだろう」と推測する。

 「ムナジロガラス」は、アフリカ大陸に広く分布。国内ではカラスをはじめ野生鳥獣は法律により捕獲や飼育することは禁止されているが、ムナジロガラスはペットショップでも販売されている。

 出現し始めた頃はそばにも来なかったが、5カ月たった今では、関口さんが「カッコー」と呼ぶと、バサバサっと羽ばたかせてすぐにこの鳥が姿を見せることも。関口さんは「お腹が空いたら降りてくるんだ」と、親しみを抱いている。
 

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