議会報告 ワクチン接種準備と軽症者療養施設の市内設置を求める みらい川崎市議会議員団 あまがさ裕治
12月17日に開催された令和2年第6回川崎市議会定例会の一般質問において、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に対する本市の準備状況と、準備しておくべき課題と対処について質問をいたしました。
最前線に立つコロナ医療従事者を先行し、続いてその他医療従事者に接種となっていますが、自治体にとっては3月後半からと想定されている高齢者の優先接種の対応をどうするかが大きな問題となってきます。
すでに10月23日には国から接種体制の確保について、人的体制整備、予防接種台帳システム整備、住民からの相談体制の確保、医療関係団体との接種体制構築などの準備しておくべき事項は通知されましたが、具体的な供給量や時期等の方法は明示されていません。
不安を解消できる相談訓練を
特に、接種による安全性に対する懸念や副反応の説明は国県市を通して相当な体制が必要であること、また組織改編をするだけではなく市民の不安に対応できるための研修と訓練が必要であることを指摘しました。令和3年1月1日付けでワクチン担当新設による市の人事が決定されました。
療養後の生活も見据えて
あわせて、若い世代の感染者のなかには生活が困窮するために療養を躊躇する人がいるという事例を挙げたところ、軽症者療養施設の川崎市設置の検討、生活支援に関する情報の提供など、療養後の生活に不安がないよう対応していくとの答弁を得ました。
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