麻生区交通安全対策協議会(高橋慶子会長)は3月5日、市立長沢中学校でスケアード・ストレート(疑似体験型交通安全教室)を実施した。同校の3年生約140人が参加し、交通ルールや自転車乗車時のマナーなどを学んだ。
スケアード・ストレートは、事故を再現し、その恐怖を直視することで交通ルールやマナーの向上を図ることを目的に全国で行われているもの。同協議会では4月に実施する「春の全国交通安全運動」の一環として、先月27日に私立桐光学園(栗木)でも実施した。
恐ろしさ実感
当日は、自転車の点検・整備のアドバイスが行われたほか、スタントマンによる自転車同士の衝突、時速40Kmで走る車と自転車の衝突などの事故が再現された。生徒たちはヘッドホンをした状態での車の接近、トラックの内輪差も体験した。息をのんで見守っていた生徒たちは「事故の恐ろしさを実感した」「ルールを守れていないだけでこんな大きな事故につながるので気を付けたい」と感想を話していた。
高橋会長は「交通事故が多いので、マナーを守って安全に自転車に乗ってもらいたい。協議会としても区内の事故を1件でも減らす活動を行っていきたい」と生徒たちに呼びかけた。
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