鬼ごっこと玉入れの要素を取り入れたパラスポーツ「ペガーボール」の道具一式が、一般社団法人日本ペガーボール協会から市立柿生小学校(杉本眞智子校長)に3月25日、寄贈された。
「ペガー」とは「引っ付く、くっつく」の意味。鬼役は面テープの付いたポンチョを着用し、鬼役にやわらかいボールを当て、当てたボールの多さを競う。知的障害のある子どもの運動量を確保する目的で、福岡県の事業として2014年に考案された。「車いすに乗っている子や、投げる力の弱い子も一緒に遊べます」と同協会理事の柴田徹郎さん。
同校では昨年度、特別支援学級や低学年のクラスで取り入れられた。支援学級の担当教諭は「週2回ペガーボールをやっているが、大人と子どもが一緒に運動ができるうえに、子どもたちもみんな笑顔になる」と話す。
今回、ポンチョとボール40個が同協会から柿生小に贈られた。杉本校長は「いただいた一式は、体育や遊びの中で使用する予定。たくさん活用していきたい」と語った。
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