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麻生区版 公開:2021年8月6日 エリアトップへ

門下生が全国大会出場 秘訣は「褒めてやる気に」 新百合子ども囲碁教室

文化

公開:2021年8月6日

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主宰する大河原さん(左)と古澤さん
主宰する大河原さん(左)と古澤さん

 市立王禅寺中央中学校3年の高橋大地さん、市立片平小学校6年の福田佳朋さんが8月20日・21日、「第42回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会」に出場する。2人に共通するのは「新百合子ども囲碁教室」の門下生であることだ。

 同教室は、12年前に新百合ヶ丘囲碁クラブ(万福寺)に通う古澤功さん(79)、大河原重昭さん(76)が、ボランティアで子どもたちに囲碁の魅力を伝えようと始めた。日本棋院の学校囲碁指導員の資格を持つ2人は仲間と一緒に、千代ヶ丘小学校などを借りて実施していたが、より交通の便が良い場所で、と同クラブの協力で毎週土曜日の午前中に開催するように。区民まつりで体験ブースを出展するなどの活動も行っていた。

 高橋さんは、体験ブースがきっかけで幼稚園の時に同教室に通い、福田さんは1年生の時から通い始めた。2人以外にも、同教室から過去に神奈川県代表として全国大会に3人出場している。

 毎年、幼児から中学生まで25〜30人の子どもが通う同教室。古澤さんは「麻生区は習い事をしている子どもが多い。囲碁は集中力がつくので選ばれているのかも」と話す。30級から7段まで独自の段位を設け、20級、10級になった際には、認定証を授与。定期的に開催する大会では、メダルを子どもたちに贈呈している。「強くなるのは自分次第。好きになるきっかけづくりができればと思っている」と大河原さん。「みんなに共通しているのは、熱意があること。ここでは褒めてあげて、やる気を持ってもらうことを大切にしている」と2人は話す。

 全国大会に出場する2人に、大河原さんは「楽な気持ちで臨んでもらえたら」とエールを送り、古澤さんは「プロを目指すにしてもアマで続けるにしても、人生の節目節目で囲碁が役に立ったと思ってくれるようになってくれれば」と話した。

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