麻生市民館岡上分館で8月7日、パラリンピックの正式種目「ボッチャ」にふれるイベントが開催され、19人が体験した。
「岡上分館市民エンパワー研修」のひとつとして全5回の日程で企画され、第1回を今回実施した。ボッチャは、赤と青のボールを投げたり転がしたりしてジャックボールと呼ばれる目標球に、いかに近づけられるかを競う競技。年齢や性別、障害の有無を問わず楽しめることで注目を集めている。そのボッチャにふれることで、地域共生、地域活性化につなげることが今回の目的だ。
当日は、理学療法士で各地でボッチャサークルのサポートなどに関わる荻原剛さんが講師を務め、川崎ボッチャクラブの新橋さち子さんがボッチャの魅力や、ルールについて解説。その後、実際に参加者は、2つのグループに分かれてボッチャを体験した。今回初めて体験した女性は「見るより、やる方が難しい。体を使わずにできて楽しい」と話し、男性は「奥深くて面白い」と魅力を語った。
今後、ボッチャの道具づくりや、大会の企画も行う予定。同館では「体験を通して親しみやすい競技だと知ってもらえた。今後も楽しみを広げていきたい」と話した。
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