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麻生区 コラム

公開日:2021.08.20

区民記者が走る! vol.4 2021年 August
豊かな自然を守りたい

  • 枯れ枝を拾い敷石を整えて歩きやすくする

  • 中島久幸記者

 白山のむじなが池公園は36,200平方メートルあり、トチなどの広葉樹の森が広がる。近隣の住民20人ほどが自主的に集まり、15年余り毎月第4土曜日の午前中2時間、池の周辺と隣の児童公園を清掃。ゴミ、枯れ枝拾い、草刈り、低木の枝払いに汗を流す。



 池のほとりで憩う人、釣りをする子ども、散歩する人などが訪れる。木々の緑と野鳥の声が楽しめ、カワセミ、白鷺、カモが飛来することも。



 東屋にいた人は「風が吹き抜けるので、野鳥の声を聞きながら、ぼんやりするには最高」と缶コーヒー片手に語った。釣り糸を垂れる子どもは「クチボソを狙ってよく来るけど、鯉やフナの大物もいるよ」と笑顔で竿をあやつっていた。



 清掃中の住民の一人によると、「長年、川崎市にお願いしてきた公園の整備が進み始めた」とのこと。



 この豊かな緑を大いに役立てたいものだ。



区民記者とは?



地域活動が盛んな麻生区で活動する団体にスポットライトをあてるために、麻生市民交流館ゆまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンターが中心となって、文章を書くことが好きな区民で活動しています。

 

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