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区内在住カメラマン 「月」語る癒しの場を 週1回交流 延べ500人

コミュニティ社会

掲載号:2021年9月10日号

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河戸さんと麻生区内で撮影された月
河戸さんと麻生区内で撮影された月

 月をテーマに集い、気晴らしになる場を――。20年以上月を撮影し続ける映像カメラマン・河戸浩一郎さん(46)=王禅寺東在住=が、オンライン交流会を昨年から毎週開催している。国内外の老若男女が月の話題を語り、新たな創作機会にもつながっている。

 オンライン交流会「わたしのお月さま」は毎週金曜、午後9時からオンライン会議アプリを使用して2時間行われている。参加者は、月に関するテーマについて自由に語り合い、河戸さんが撮影・製作した月の映像作品を見て交流する。9月3日までで68回開催、累計500人が参加した。

 河戸さんは学生時の練習から始まり、ライフワークとして月を撮影。「いつの間にか毎晩毎晩、違う姿を見せる月を撮影するようになった」と河戸さん。10年前から創作活動や上映会を行うようになったが、昨春から新型コロナが広がり、上映会や仕事もなくなった。

 周囲にも仕事や帰省ができず、孤独を抱えてる人も多かった。そこで、月に思いを馳せながら、おしゃべりで気晴らしにならないかと、週一度のオンライン交流会を企画。交流会が始まったのは、昨年の4月、緊急事態宣言が全国に発令された翌日だ。「『月』をテーマにすれば、悪口にはならないだろうという思いもある」と話す。

 参加者同士は実際に会ったことがない人がほとんどで、海外からの参加者も。語り合うことで「前向きになった」「穏やかな気持ちになった」などの声が挙がっているという。「月は誰のものではなく、物理的に、誰にとっても同じ距離に存在する」と河戸さん。タイトルの「わたしのお月さま」には、「同じ月を見ているけれど、『あなた』にとっての月を教えてほしい」という思いが込められている。コロナが落ち着いた後も、毎週の集いの場として継続するつもりだ。

26日に派生イベント

 9月26日(日)にはオンラインでアートイベントを開催する。オンライン交流会を通じて知り合った在独ダンサーのパフォーマンスや、朗読、音楽発表などを予定。河戸さんは「月をきっかけに新たな創作活動につながったことに手ごたえがある」と語る。

 交流会の参加やアートイベントの視聴方法など詳細は、河戸さんのHP(https://www.tsukimachibito.com/)へ。

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