市政報告 がん検診の受診率向上を! 公明党川崎市議団 花輪 孝一
日本人の2人に1人が、がんになり、3人に1人が、がんで亡くなっています。
しかし、がん検診を受けることによって、早期発見・早期治療につながり、死亡率を減少させることができます。国では、がん検診の受診率を50%以上とすることを目標に推進しています。
川崎市でも、胃がん・子宮頸がん・肺がん・乳がん・大腸がん、それぞれの検診の受診を推進し、令和元年度には、延べ25万978人もの方々が、がん検診を受けています。
しかし、令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大が大きく影響し、1万3386人も減少してしまいました。
市側としては、受診勧奨のタイミングを図るとともに、医療機関における換気や消毒などの感染防止対策を徹底し、対象者が安心して受診できる環境づくりを広報することで、受診率の向上を図るとしています。
がん検診の中でも、とりわけ受診率の低い、胃がん検診については、今までのバリウム検査に、内視鏡検査が加わり、選択制となるなど、受診しやすい取組みも行われています。
現在、採血だけで胃がんのリスクを判定できる「ABC検診(胃がんリスク層別化検査)」が注目されています。これは、血液で行う検査のため、従来の検診のような食事制限、下剤の服用、そして検査に伴う苦痛はないとされています。
検査の負担軽減と受診率向上のため、このような新たな手法も検討すべきであると考えます。
これからも、市民の生命と健康を守る取組みを進めてまいります。
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3月29日
3月22日